病院のご紹介Introducing the hospital

飛鳥病院の理念

1.豊かな人間性と倫理観を備え研鑽する職員を育成する
2.安全・安心で良質な医療を提供する
3.地域医療に貢献する
4.患者様の立場に立った全人的医療・看護を実践する

飛鳥病院の基本方針

利用者様のニーズ、時代の変化に適応した医療・看護を目指しています。
また、地域と連携し、安心・安全な地域生活を支援するため、
職員の院内・院外での教育を充実させています。

院長のごあいさつ

殺伐とした複雑な現代社会に生きる私たちは、仕事や人間関係におけるストレス、先の見えない将来に対する不安を抱えて生きています。慢性化した不安や、強くなったストレスを自分の中で消化できなくなった時に心身に大きな傷を負うことがあります。また、何らかのバランスを欠いた脳の状態変化により精神病症状が出現することもあります。これらの精神疾患は、薬物療法などの進歩で合理的な治療を受けられるようになってきております。いずれの心身の変調も、正確かつ迅速に把握したうえで、適切なケアを行なうことが必要であり、その点において、当院では広い範囲の精神疾患に対応しております。

長い歴史の中で培ってきた経験と実績をもとに、私たちを必要とする皆さんに寄り添い、皆さんが少しずつ本来の自分を取り戻し、地域に復帰できるよう最適な医療を提供し、地域から高い評価をいただいてきました。

当院を訪れ、当院を利用される方に、「飛鳥病院で治療を受けて良かった」という言葉をいただけるよう、職員一丸となり、これからもさらに精進し続けていきたいと考えております。

飛鳥病院 病院長 田村 由江

病院概要

名称 更生保護法人鶴舞会 飛鳥病院
診療科目 精神科・内科
設立 昭和34年7月
理事長 吉川 正男
所在地 〒194-0005 東京都町田市南町田三丁目8番1号
TEL 042-795-2080
病床数 261床(4病棟)
職員数 190名
諸指定 指定自立支援医療機関(精神通院医療)
生活保護法指定医療機関

医療関連感染対策の指針

当院の医療関連感染対策の指針をご紹介します。
右のリンクをご参照ください。

沿革

1959(昭和34)年7月 財団法人更生保護会 愛慈会 東京愛慈病院 開設
1967(昭和40)年 7月 財団法人更生保護会 日本精神医療センターに名称変更となる(病院名は日精病院)
1996(平成8)年 4月 更生保護法人鶴舞会 法人名称変更となる
(更生保護法の法律により、財団法人が廃止となり、新たに更生保護法人となる)
1997(平成9)年 4月 病院名が、飛鳥病院へ変更となる

病院名称の由来

飛鳥病院は、ノーマライゼーションが強く主張されるようになった平成9年に更生保護会財団法人・日精病院から更生保護法人鶴舞会・飛鳥病院と名称を変更しました。 この飛鳥病院という名称には、治療に向けた当院の想いが込められています。

郷土史によると、当院周辺の町田市小川一帯は、かつて沼地で、鶴が渡ってくる土地だったと言い伝えられています。鶴が安心してとどまり、羽を休めて元気になって飛び立って行ったように、患者さんが安心して治療を受けて元気に退院して行かれることを願って鶴舞会としました。 そして「あすか」という言葉が文化の栄えた飛鳥時代のように、穏やかで安心する所をイメージさせるところから、飛鳥病院と命名したのです。

更生保護法人としての社会貢献

飛鳥病院は、更生保護法人鶴舞会が収益事業として経営している病院で、同法人が営む更生保護施設に対して経済的な支援をしています。

更生保護施設では、刑の執行を終えた人や保護観察中の少年らを保護して、彼らが社会復帰するのを援助しています。この援助により再犯や再非行が防がれ、社会全体を守る事業の一端を担っています。 この保護事業は全国的に展開されていて、その数は103か所あります。 しかし、更生保護法人が精神科病院を運営しているのは全国で飛鳥病院1か所だけです。 なお、更生保護施設「鶴舞会」は昭和41年建築で、老朽化がすすみかつ狭隘であったため、鶴舞会敷地の南側に建てなおすこととし、更生保護事業振興財団、財団法人JKA等の補助を受けて収容人員20名の新施設が、平成24年12月に完成いたしました。

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